取組み方針

(1)主食用米

将来にわたって米産地として維持するため、良食味米の安定生産を基本とした米づくりを実現する。
減農薬等低コスト化を目指し、消費者ニーズに即した米づくりも取り組む。

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(2)非主食用稲

①WCS用稲
畜産農家の頭数減に伴い、近年作付面積はピークを過ぎ減少傾向にある。現状維持しつつ、転作作物の検討が必要である。
②飼料用米
飼料用米については、転作作物の新たな柱となる。収穫量確保が必要で多収性品種の取組みが重要。
③加工用米
生産圃場面積の拡大に伴い、需要に応じた生産を営農センターと検討する。

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(3)大麦

裏作の取組みとして毎年10haの面積増加にて50haを当面目標として取り組む。期間借地料支払による組合員メリットの1つ

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(4)園芸作物等

周年雇用のためには取組みが不可欠であるが、安定した収益確保が優先であり、加工用原料等の作付作物の検討も視野に入れる。(多良木町が取り組んでいるドレッシング用原材料との契約)

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(農)たらぎ大地のメリット

1.農地の利用権設定

①安心して農業が持続できる
②事務手続き(農業委員会・管理機構)はたらぎ大地が行う。
③持続が困難となった場合は、集落内への斡旋後に引き受け

2.農作業の受託

①組合員価格での受託体制は整っている

3.期間借地による大麦の作付け

①期間借地料の実施(運営負担金をカバーできる)
②期間借地手続きの支援(たらぎ大地が全て行う)

4.精算事務の軽減化

①支払等の作業軽減
②作業委託費用分を雑収入へ計上するだけ(仕訳の軽減ができる)

5.購買未収金の利用

①代表口座より事前支払のため固定化の懸念なし

6.畜産農家(組合員のみ)自作地田への堆肥散布耕畜連携対象

①たらぎ大地の組合員であることが必要
②約10,000円/10aの産地交付金が交付される

7.購買資材の価格差別化

①たらぎ大地が初めて取り組む(年間で約60万円経費削減が実現)
②今後の取組み次第で価格差拡大の交渉

8.WCS契約

①畜産農家との供給協定手続きの支援
②収穫作業料金支払事務の支援

9.園芸共済(水稲・大麦)

①申込書の事務支援
②事前に代表口座より掛金の納付
③被害調査の取りまとめ